店長日記

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スピーカーボックスや家具の仮組立でピエール アングルクランプ A-20 をよく使用しています。

直角に確りと固定できますので、箱物製作にはたいへん重宝するクランプです。

現在製作中もJBLパラゴン の左側のボックスです。仮組立の状態で右上に一箇所A20でとめています。

カップボードの引出を製作していて、仮組立しています。

引出がスムーズに可動するか検査しています。

このように、T字型にもL字型にも使用可能です。

 

写真をご覧ください。スペイン レオン市の金属加工業者のFertisa社からの作業風景です。

ステンレス材をグラインダーで研磨しています。

使い慣れたようなピエール F クランプが2本見えます。

よく見るとピエールのロゴや形状からして、オールドモデルであることがわかります。

そして、長年の使用で青い塗装も はげています。

グリップする部分は、酷使ですり減っているように見えます。

おそらく20〜30年使用されたようです。

このように使用環境の厳しい作業現場でも古いクランプが現役で活躍しています。

簡単に壊れることがありませんので生涯補償つきで販売しています。

スペイン カタロニア地方 ジローナ市の1920年創業の古い家具、木工業者の FUSTERIA PUIGDEMONT 様の作業の様子です。

窓枠のようなものを製作しています。

長さが250㎝位のブルーのRクランプ6本を使用して確りと枠を固定しています。

この作業でのポイントは、大きい対象物には、それ相応のクランプを使用するのがベストということです。

長いクランプは、お取り寄せになりますが300㎝以上でも入手出来ますのでご相談下さい。

カップボードにつける引出を作っています。

「指物の継手と仕口」には、「石畳組接ぎ」「蟻組接ぎ」等の本格的な継手の技法が紹介されています。

私は、この手の継手を行ったことが全くありません。

今後もたぶん使わないと思います。緩まないや狂わないなど利点は多い思いますが・・。

メトロゴンやパラゴン(製作中)の製作では、「蟻組接ぎ」等は無いので、それも理由の一つです。

私が、箱ものを作るとき多用するのが、「欠接ぎ」です。

継手はできるだけ接地面を増やせば、理想的なので、簡単なこの方法を利用しています。

ルーターやデードブレードでこの加工を行います。使用したのは厚さ12ミリの針葉樹合板ですので,

欠けは、同じ12ミリ幅です。

底板に側板を乗せています。すべて12ミリ幅の欠けです。

接着剤+アングルクランプで確り付きます。使用したクランプは、ピエールアングルクランプA-20で、箱もの作り

には最適で、締めるだけで直角に接合できます。

アングルクランプは、多くあれば迅速に箱ものが製作できます。

直角に締めることが出来ますが、対象物の直交する板の厚さが異なる場合でも、フレキシブルに対応

出来ます。

 

このように45度のアングルで締付しています。

スペインのピエール社のスタッフが、マドリードの地下鉄駅構内で作業員の方が、

カーゴバーP3を使用しているところを偶然見かけたのでパチリと撮った一枚です。 

掲示板のようなものを移設するような作業内容で、おそらく掲示板が倒れないようにフェンスを作るために

カーゴバーを前に2本立てるようです。

黄色い壁と海老茶(ピエールカラー)の掲示板、作業員の服装のコントラストが良い写真です。

 

まず写真をご覧下さい。

マキシクランプ(FかRは、不明です。申し訳ありません。)に圧力計を取り付けて最大の締め付け圧力を測っています。

ドイツ ハノーバーのリグナ木工展示会の一コマです。

メーターをご覧ください。見にくいですが、11を指しています。つまり1目盛100㎏ですから、1.1トン(1,100㎏)です。

この圧力は、通常のクランプでは、達成できません。

何度もベッセイ、ロブッテックス等の競合他社の同等品で対比試験を行いましたが、結果は、ピエールマキシクランプが、900㎏以上で、競合他社のクランプは、500㎏前後です。

この違いに秘密は、どこにあるのか説明致します。

1 クランプのピストン機構に2重ネジが使用されているため圧力をかけやすい。

2 握り易いハンドル形状で力をかけ易く、手が痛くならないため力を加え易い。

 

ピエール スチールバンドクランプ(四角用)の各パーツの説明をいたします。まず、各パーツは、補修パーツとして個別に販売しています。いずれのパーツも頑丈に製造されており酷使に耐えるものです。

 

まずリールは、使用しない金属バンドを収納しています。ケースは白色の強化プラスチック製です。

適度なテンションが掛かっていますが、バンドをスムーズに引き出せます。

バンドクランプの強度を決めるベースユニットです。堅牢な鋳造鉄で出来ていますので、強く締めても変形がなく

確りと締め付けできます。左のT字ハンドルは、張力の加わっているスチールバンドを止めるネジです。

ベースアングルです。堅牢プラスチック製です。変形しないので、確り締めることが出来ます。

強化プラスチック製アングルです。スチールバンドの張力を効率的に対象物に向けて、締付します。

スチールバンドクランプの利点は、周囲を均一の張力で締めることが出来ますので、一か所の力が集中するものでは

なく、全体を簡単に締めることが出来ます。一方、より強い力で締めたい場合は、F字型のクランプが有利です。

 

 

ピエール スチールバンドクランプ(四角用)のご使用例です。

このバンドクランプは、四角形の形状のものを一度の締めることが可能です。

このような場合通常のF型クランプでは、4本必要になり、装着もたいへん手間になります。

バンドクランプでしたら、外周バンドを架けてから角にナイロン製の90度アングルを装着すれば締める

ことが簡単に出来ます。

 

そのほかの利点は、バンドがスチール製ですので、ナイロン製のバンドと違い緩みません。バンド長が最大800㎝

のバンドクランプがあり、1辺200㎝の大型対象物も締めることが出来ます。

 

業務用テーブルの仮設置にピエール カーゴバー(突っ張り棒)  を ご使用になった例。

ステンレス製の長方形の大きな天板をP3とP1の2本で支えています。

 

P3の方ですが、左右のキャビネットがしっかりしていれば強く突っ張れますので

このような支え方は可能です。また、カーゴバーを横にしてそこに下向きの荷重をかけていますが、

20キロくらいまでならば大丈夫ですが、あまり重いと崩壊しますのでご注意下さい。このご使用例の場合

の耐荷重は、データがありませんのでご注意下さい。

昨日に引き続きリバーシブル マキシクランプです。

お二人の大工さんが両方からリバーシブルクランプ マキシクランプ( #60520)を使用して

柱を所定の位置に立てようと作業しています。レールが曲がるほど強く締めているようです。

レールが曲がっているのは、スプリング効果で確り締まっていることを表しています。

 

このクランプのレールには、ストッパーがありませんので、何個でも可動ジョーを追加することが可能です。

例えば、4個の可動ジョ-を取り付けた場合、2組の締め付けが同時にできます。

今回のご使用例は、リバーシブル マキシプレスです。

これは正式な商品名です。バー1本に可動ジョー2個の組合せです。

内側方向へと外側方向へ使うことが出来ます。

その利点は、両側から締めるので、スピードと力が2倍です。

しかもピストン有効長が2倍ですから架け替える必要が減少します。

リバーシブル マキシプレス 開き100㎝ (#60510 )

向こう側の可動ジョーは、見えにくいですが、両方から締めることができます。

 

天井の反力を利用してのご使用例です。

建築中のキッチンでしょうか。キャビネットの天板を接着しているのでしょうか。

P3を1本で天井の反力を利用して圧縮しています。この使用例でしたら、ほぼ450㎏

の圧力を加えることが可能です。作業のポイントは、真ん中に圧力を加えると、周辺が浮くので

クイックピエール(150㎏加圧可能)で均等に押さえています。また、天井側は、石膏ボードでスタッドが入って

無い場合破損しますので、スタッドにかかるように木片を置いてそこに圧力がかけられるようにした方が安全です。

軽くて、扱い易いクイックピエールクランプのご紹介です。

締め付け力は、150㎏あり、仮留めに最適です。

150㎏の値は、強力な マキシクランプの1/6ですが、かなり確り閉まります。

また軽量で開きが30㎝で約800gです。オール鉄製のクランプに比較すと1/3の重さです。

しかもワンハンドでトリガーアクションで締めることが出来ます。

可動ジョーをワンタッチでレールから外して外方向のクランプとしても使用できます。

軽作業や仮留めに如何ですか。

本日は、ご使用例とは少し違いますが、新しいカーゴバーのディスプレーをお知らせいたします。

今度の商品ディスプレーは、たくさん収納できしかも、複数の種類のカーゴバーを展示できます。

またカーゴバーの展示用としてではなく 収納ケースの用途でユーザー様にもご使用になれます。

将来的には、収納ケースとして一般販売も検討しています。

 

  P3を15本、P2を5本、P1を5本の合計25本を 収納しています。

 

P4を5本、P3を5本、P2を5本、P1を5本、P0を5本の合計25本を 収納しています。

斜めにクランプを使用しても全く問題ありません。写真のようにスパイクを刺して、可動ジョーを対象物に斜めにあてても

全く問題なく締めることが出来ます。これは、通常のクランプで簡単に出来そうですが、実はなかなか困難なことです。

スイベル(自在足)の付いたクランプや、対象物にあたる箇所が回転するクランプでは、この作業は不可能です。

回転しない、直進するピストンを持つピエール マキシクランプのみ可能な作業です。斜め作業でも、ピストンが直進

しますので、滑らずしっかりホールドして締めることが出来ます。

ピエール カーゴバー P0 を分解してみました。

完全に分解した訳ではありませんが、工具を使用せずに下のとおり分解しました。

各パーツは、信頼性のあるものです。

このようにスチールシャフトに対してスプリングで斜めになってブレーキがかかります。4枚リングはついていますので

ブレーキ力は、強大です。

スプリングで常にブレーキがかかっています。この写真から組立してゆきます。

スプリングユニットをハンドルにはめます。

ハンドルにスペーサーを取り付けて押し込むだけです。

組み立てたP0です。

ピエール マキシクランプのピストン機構をグラインダーでカットしてみました。

このように 封印されたピストン部分をカットしました。

ピストン部分の中程に空洞があります。そこには、グリースが満たされています。通常のご使用では、

グリースは外に漏れないので、注油ご不用です。

この状態が、ピストンを一番ひっこめた状態です。この状態からピストンを出す状態まで2センチ移動します。

これがピストンを出した状態です。約4センチ出ています。そうですこのピストン機構は、一回ハンドルを回すと

2倍の長さでピストンが出るのです。不思議ですが、作業性がすこぶる良いです。

 

ピエール カーゴバー(突っ張り棒)を垂直に立てる場合、横に柱等があれば、アクセサリーのグリップクランプ(#34053)を使用して より安定します。

 ただし、このグリップクランプを使用した場合は、シャフトを回転させてジャッキアップはできませんので御注意下さい。

 

珍しい! 

こんな使い方も出来ます。長いクランプがない場合、2つのクランプを連結して締める方法です。

ただし、締め付け力がないためあまり締りまりませんし、外れる危険があるので、やむ得ない場合を除いてこういうご使用はお控え下さい。

 

 ピエール クランプは、スペイン製ですが、特にヨーロッパでは、ドイツ製のB社とともに トップブランドの地位を築いています。

ドイツの熟練大工のクリステンさんもピエール マキシクランプの愛用者です。

太い柱に斧で彫り物を彫っています。

作業し易い角度に マキシクランプを使用しています。

よく見ますと、スパイク(#14059)の爪を穴に差し込んでクランプを固定し、柱材の下に適当な角度の木を敷いて、クランプで動かな

いように固定しています。

 

クリステンさんの服装、レンガ造りの建物、石畳の道路、車などヨーロッパの風情ですね。